「大学受験の勉強はいつから始めればいいの?」
「もう遅すぎるのではないか不安…」
「何から手をつければいいのかわからない」
このような悩みを抱えていませんか?
大学受験の勉強を始める時期や取り組み方について悩みを抱える受験生は多いでしょう。そこで本記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- 大学受験の勉強はいつから始めるのが普通なのか
- 時期別の具体的な対策方法
- 科目別の効率的な勉強法
- 受験勉強を成功させるためのポイント
本記事を読めば、あなたに合った受験勉強の進め方が見えてくるので、ぜひ参考にしてみてください!
大学受験の勉強はいつから始めるのが普通?

大学受験の勉強を始めるタイミングは、人によって異なります。部活動のスケジュールや大学への志望度など、人によって状況が違うからです。ここでは、大学受験の勉強に本格的に取り組み始めるタイミングについて紹介します。
- 高校3年生から始める人が多い
- 受験勉強は早ければ早いほうが有利
詳しく見ていきましょう。
1. 高校3年生から始める人が多い
受験勉強は、高校3年生から始める生徒が大半です。一方、少数派ではありますが、高校1・2年生から大学受験に向けた勉強を始めている生徒もいます。
高校3年生から受験勉強を始めても、決して遅くはありません。ただし、本番まで約10ヶ月という限られた時間のなかで、効率的かつ集中的に勉強する必要があります。
そのため、志望校のレベルや現在の学力によっては、高校3年生になるより前に勉強を開始したほうが望ましい場合もあるでしょう。
2. 受験勉強は早ければ早いほうが有利
早めに受験勉強を始めることは、基礎学力を定着させる期間を長めにとれるという大きな利点があります。高校1・2年生から大学受験を見据えた勉強を始めれば、各教科の基礎をしっかりと固めながら、段階的に応用力を身に付ける勉強にも取り組めます。
とくに、英語や数学などの積み上げ型の科目は、早めに本腰を入れた勉強を始めることで確実に実力を高められるでしょう。加えて、周囲より早めに受験勉強を始めることで、受験直前の焦りやストレスが小さくなり、心に余裕を持って試験に臨めます。
受験勉強を始めた時点で志望校が決まっていなくても、基礎学力を高めておくことは将来の選択肢を広げることにつながるでしょう。
大学受験の勉強はいつから何を始めるべきか時期別に解説

大学受験で目標を達成するには、時期ごとに勉強すべき内容を見極める必要があります。ここでは、受験勉強を始めるタイミングと、取り組むべき勉強方法について解説します。
- 高校1年生
- 高校2年生
- 高校3年生の春
- 高校3年生の夏
- 高校3年生の秋
- 共通テスト後
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 高校1年生
高校1年生の段階では、受験勉強の土台となる基礎固めに注力することが大切です。とくに、英語と数学は文理を問わず入試で必要となるケースが多いため、高校1年生の時期から重点的に取り組むことをおすすめします。
授業内容を確実に理解することを目指し、わからない部分は参考書を使って自習したり先生に質問したりして手当てしましょう。
加えて、予習と復習を習慣化することも大切です。とくに、予習については次の授業で学ぶところを軽く目を通しておくだけでも、理解しやすくなります。通学時間などの隙間時間を活用し、限られた時間のなかで効率的に学習する方法を身に付けましょう。
高校1年生の時期から学習習慣が定着していれば、高校3年生での長時間学習にもスムーズに対応できます。
2. 高校2年生
高校2年生は、受験勉強の本格的な準備期間として活用しましょう。授業の予習復習を徹底し、4月から夏休みにかけて学習習慣を身に付けることが大切です。
夏休みは、基礎固めと志望校選びのチャンスです。気になる大学があれば、オープンキャンパスにも参加してみましょう。
秋以降は、応用力の強化を意識していきます。
また、高校2年生のうちに苦手科目を克服しておくと、高校3年生から受験勉強を始めるときに精神的にも時間的にも余裕が生まれるでしょう。
3. 高校3年生の春
高校3年生の春から、本格的な受験勉強をスタートさせる人が多い傾向にあります。平日は3時間程度、休日は4~5時間を目安に学習時間を確保するのが理想です。
春休み期間中は、1日5時間程度の学習時間を設定し、朝・昼・夜に分けて効率的に学習を進めます。
志望校が決まっている場合は、入試科目を確認し、学習スケジュールを組み立てましょう。国公立志望なら英語・数学・国語、私立文系なら英語と国語、理系なら英語と数学を優先的に学習します。
とくに、医学部や難関大学志望者は、高校3年生の春までに基礎固めを完了させ、実践的な問題演習に移行することを意識しましょう。
4. 高校3年生の夏
高校3年生の夏休みは、受験勉強における最も重要な時期です。夏休みの過ごし方で合否が大きく左右されるといっても過言ではありません。
夏休みは、1日6~10時間程度の学習時間を確保し、計画的に学習を進めましょう。
理系志望の人は英語・数学・理科の3科目を重点的に勉強し、とくに数学Ⅲは夏休み中から本格的な対策を始めます。文系志望の人は英語と国語を中心に、選択科目である日本史・世界史・公共政経などの基礎固めを進めます。
理科は化学・物理・生物のいずれかを選択し、夏休み中に入試範囲の基礎をひととおり完成させることを目指しましょう。夏休みまでに基礎固めを終えることで、秋以降は志望校別の問題演習に移れます。
毎週の達成目標を具体的に設定し、優先順位をつけながら計画的に学習を進めれば、夏休みを有意義に過ごせるでしょう。
5. 高校3年生の秋
高校3年生の秋は、志望校合格に向けて、過去問演習と弱点克服に集中して取り組む必要があります。
共通テストを使う人は、共通テストに向けた勉強と志望校の2次試験対策を並行して進めましょう。共通テストを使わない人は、志望校レベルの問題演習や過去問に集中的に取り組みます。
平日は8時間、休日は8~10時間程度の学習時間を確保することが理想的です。
11月ごろには、志望校の過去問数年分を解いて、入試レベルの問題に対応できる応用力を高めていきましょう。模試を受けたあとは間違えた問題を見直して、現在の実力と弱点を把握することも忘れてはいけません。
残された時間を最大限に活用するため、共通テスト対策・二次試験対策・私立大学の試験対策をバランスよく取り組むことが大切です。
6. 共通テスト後
共通テスト終了直後は、自己採点をして、現在の立ち位置を正確に把握しましょう。
国公立大学を志望する人は、気持ちを切り替えて、二次試験での目標点を明確に設定して対策を進めます。
志望校の過去問に加えて、同じ難易度の大学の過去問も3~5年分程度解くことで実践力を養いましょう。
また、数学Ⅲや英作文などの共通テスト対策に集中すると手薄になりやすい分野は、優先的に復習することも大切です。
国公立大学の試験日程について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
【2025年度最新版】国公立大学受験日程完全ガイド!前期・中期・後期の対策ポイントを解説
いつから何に手を付ける?大学受験に向けた勉強方法を科目別に解説

大学受験で成果を出すには、得意な科目は得点源とし、苦手な科目で大きく足を引っ張らないようにすることが重要です。ここでは、主要5科目の勉強方法について解説します。
- 国語
- 数学
- 英語
- 理科
- 社会
ぜひ参考にしてみてください。
1. 国語
国語は、基礎学力があれば高校3年生からでも間に合う人もいるものの、国語力に自信がない場合は早めに勉強を始めておくに越したことはないでしょう。
とくに、古文や漢文は大学入試の点数に直結しやすいため、基礎的な知識は早めに身に付けておくことをおすすめします。
それぞれの分野ごとの対策法は以下のとおりです。
現代文 | 「単語」「文法」「解釈」「長文」という4つの学習段階を通じて読み方と解き方を身につけ、指示語や接続語に注目しながら論理的な読解力を養う。 |
古文 |
単語と文法の基礎を同時並行で学習する。 |
漢文 |
「句法」「返り点」「読解」の3つのステップを順に進め、とくに基本句法を音読で徹底的に習得し、その後は実践的な問題演習を通じて読解力を養う。 |
私立文系の3科目入試では国語の比重が大きいため、基礎固めを確実に行いましょう。基礎固めに十分取り組めたら、志望校の過去問演習に移ります。
参考書を選ぶときは、解説の充実度を重視することも大切です。
2. 数学
数学の学習は、基礎から応用へと段階的に進める必要があります。
理系を志望する人は、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bの全範囲を学習し、とくに微分積分は重点的に対策しましょう。
文系を志望する人は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bを中心に学習を進めます。優先順位としては、数学Ⅰ・Aでは「数と式」「2次関数」から、数学Ⅱ・Bでは「微分・積分」「ベクトル」から着手することが効果的です。
基本的な学習の流れは「基礎知識の確認」→「パターン演習」→「実践演習」の順で進めます。数学の学習では、インプットとアウトプットをひたすら繰り返しましょう。解法を理解したあとは、実際に問題を解いて、知識を定着させることが大切です。
高校3年生の夏までには苦手単元を克服し、秋以降は本格的な過去問演習に移行できるよう学習スケジュールを組み立てましょう。
また、記述対策としては、採点者が読みやすい文章を書くことを意識する必要があります。参考書の解答解説を参考にすると、効率よく勉強できるでしょう。
3. 英語
英語の学習は「単語」→「文法」→「解釈」→「長文」→「分野別」の順で段階的に進めることが効果的です。
それぞれの学習方法は、以下のとおりです。
単語 |
英単語は1週間100個のペースで覚え、5回以上の反復学習と音読を組み合わせる。 |
文法 |
英文法は授業や参考書でインプットし、問題集でアウトプットする。 |
解釈 |
英文解釈は解説・和訳を見ながら文構造を完全に理解し、わからなかった部分を復習する。 |
分野別 |
4技能(読む・書く・聞く・話す)をバランスよく学習し、とくにリスニングは英文を目で追いながら音声を確認する習慣をつける。 |
英語は、基礎的な理解度が重要になる科目です。高校1年生から定期テスト対策を通じて基礎力を養い、教科書レベルの英文を確実に理解できるようにしましょう。
私立文系の場合は、志望校の出題傾向に合わせた記述対策も必要です。記述試験対策として、添削指導を受けることも検討しましょう。
4. 理科
理科の学習は、高校2年生の秋から本格的に準備を始めるのが理想的です。
まずは「理科基礎」の内容を完全に理解することから始め、その後教科書と参考書で全範囲をひととおり学習します。
とくに、化学では分子量やモル濃度の計算、物理では力学分野など、基礎となる部分を確実に押さえることが重要です。理科の科目におけるそれぞれの学習法を以下にまとめます。
物理 |
基本法則と公式を完全に習得したうえで、力学・熱力学・波動・電磁気学・原子物理の5分野を均等に学習する。 |
化学 |
理論化学・無機化学・有機化学の各分野において基礎知識を理解する。 |
生物 |
「なぜそうなるのか」という仕組みの理解を重視し、まずは教科書の図を見ながら基本的な専門用語を覚える。 |
地学 |
教科書と図録を併用して自然現象の全体像を把握し、地球内部・気象・宇宙・古生物・防災などの分野を相互に関連付けながら学習を進める。 |
高校2年生の冬休みから春休みにかけて参考書と教科書を一周し、得意分野と苦手分野を把握します。高校3年生では、授業と並行して基礎固めを進め、夏休みまでに全分野の学習を終えましょう。
成果が表れるまでには2〜3ヶ月程度かかることを想定すると、高校3年生の夏休み前後には成績向上が期待できます。
5. 社会
社会科目は、高校2年生の冬休みから準備を始めるとよいでしょう。とくに、国公立大学の文系志望者は2科目が必要となるため、高校3年生から勉強を始めていては時間が足りなくなる恐れがあります。
社会系の科目は、まず大枠をつかむことから取りかかりましょう。歴史系科目であれば前後のストーリー、公民系科目であればシステムの全体像など、基本的な流れを理解します。
学習の進め方としては、まず参考書で知識を網羅的に学び、その後は過去問演習を繰り返しながら、不足している知識を補充していきます。
毎日の継続的な学習を通じて知識を定着させ、時事問題に関連する内容は最新情報も随時取り入れながら学習を進めることが大切です。
大学受験で合格を勝ち取るために意識すべきこと

最後に、大学受験で目標を達成するために意識すべきことを3つ紹介します。
- 勉強計画は短期・中期・長期に分けて立てる
- 集中力を高める環境を整える
- 適度に休憩をとる
これから大学受験を控えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 勉強計画は短期・中期・長期に分けて立てる
大学受験の勉強計画を立てる際は、短期・中期・長期の3つに分けましょう。計画を区切ることで、モチベーションを保てます。
合格するまでに必要な学習量を想定し、試験当日まで残された時間を使ってどのように勉強すれば目標に到達できるか逆算しましょう。
それぞれの計画の立て方は、以下のとおりです。
長期計画 | 1年間の大きな目標を設定し、模試や共通テストまでの道筋を明確にする。 |
中期計画 | 3ヵ月単位で立て、各科目の進度や弱点克服の具体的な目標を設定する。 |
短期計画 | 1週間から1ヵ月の範囲で、毎日の学習内容と時間配分を細かく決める。 |
とくに、短期計画を立てる際は学校行事や部活動などの予定を組み込み、達成可能な範囲で目標を設定しましょう。また、計画どおりに進められたかを振り返る時間を設けて、目標の達成度を確認して軌道を修正することも忘れてはいけません。
学習時間の配分は得意科目と苦手科目のバランスを考慮し、得点源となる科目や苦手科目には多めの時間を確保します。計画は必ず紙やスマートフォンのアプリに記録し、進捗を視覚的に確認しましょう。
2. 集中力を高める環境を整える
学習環境は、必要な教材と文房具のみを置き、スマートフォンやマンガなどの不要なものは視界から取り除きましょう。
騒音対策として、必要に応じて耳栓やノイズキャンセリングイヤホンを活用し、カフェの音や雨音などの環境音を取り入れることも効果的です。
勉強場所は図書館や自習室など、自分に合った環境を選択しましょう。勉強モードに気持ちが切り替わる場所を確保することが重要です。
3. 適度に休憩をとる
人間の集中力には限界があり、90分が一般的な上限とされています。休憩を取らずに勉強を続けると、疲労やストレスが蓄積し、学習効率が著しく低下します。
効果的な休憩方法として、25分の学習と5分の休憩を組み合わせるポモドーロテクニックがおすすめです。長めの学習時間を確保する場合は、50~90分の学習セッションごとに10~25分の休憩を取り入れるというスタイルでもよいでしょう。
休憩時は机から離れて、水分補給や軽い運動・ストレッチなどで気分転換します。
昼食後は、眠気を感じやすい時間帯のため、15分程度の仮眠を取ることも効果的です。
また、スマートフォンを使うと目と脳を休められないため、休憩中はなるべく使わないようにしましょう。
大学受験の勉強はいつからでもOK!早めに準備して合格を勝ち取ろう

大学受験の準備を始めるのに遅すぎることはありませんが、早く始めたほうが目標を達成できる確率を上げられます。受験勉強は高校3年生からスタートする人が大半ではあるものの、1・2年生から始めることでより余裕を持って試験に臨めるでしょう。
早期スタートのメリットは、基礎学力の定着に十分な時間を確保できることと、受験直前の焦りやストレスを軽減できることです。一方で、まだ受験勉強を始めていない人も、効率的な学習計画を立てることで十分に挽回は可能です。
今日からでも、少しずつ受験に向けた準備を始めていきましょう。
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