日本最難関レベルの私立大学として知られる早稲田大学。常に人気や倍率の高い大学であり、受験生の中でも早稲田大学を目指している人も多くいるのではないでしょうか。
早稲田大学の受験を成功させ、合格をつかみ取るためには、受験に関するスケジュールや対策方法を理解することが必須となります。試験日程など受験までのスケジュールをしっかりと把握することで、計画的に受験勉強を進めることができます。
本記事では、2025年度の早稲田大学受験に関する日程やスケジュールをまとめ、出願から試験日までの流れや対策方法などについても紹介します。早稲田大学を目指している受験生にとって必見の内容となっていますので、この記事を参考に受験期間のスケジュールなどをしっかりと把握し、早稲田大学合格に向けて万全の準備をしていきましょう。
早稲田大学とは
慶應義塾大学とともに“早慶”と称され、日本トップレベルの私立大学である早稲田大学。世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズが発表した「世界大学ランキング」の2025年度版では、上位300位のうち日本の大学が10校ランクインし、早稲田大学は181位(日本国内では9位)に入りました。
早稲田大学には政治経済学部や法学部、国際教養学部やスポーツ科学部など多種多様な学部が全部で13あり、現在、全学部を合わせて約40,000人の学生が在籍しています。
東京都内を中心に早稲田キャンパス(政治経済学部、法学部、教育学部、商学部、社会科学部、国際教養学部)、西早稲田キャンパス(基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部)、戸山キャンパス(文化構想学部、文学部)、所沢キャンパス(人間科学部、スポーツ科学部)の4つのキャンパスがあります。
1882年に創設されてから各界に多くの著名人を輩出しており、主な卒業生には作家の村上春樹さんや元内閣総理大臣の小渕恵三さん、俳優の吉永小百合さん、「ユニクロ」の経営者である柳井正さん、男子マラソンで東京五輪にも出場した大迫傑さんなどがいます。
早稲田大学の受験日程
早稲田大学の受験には一般入試や推薦入試、AO入試など、さまざまな方式があります。それぞれ方式ごとに異なる試験日程が設定されており、受験生は自分に最適な入試形式を選ぶ必要があります。特に、一般入試は全国から多くの受験生が挑む競争率の高い試験であり、倍率は数倍から数十倍になることもあります。そのため、事前にしっかりと日程を確認し、準備や対策を進めていくことが大切になります。
早稲田大学の試験日程は、年度ごとに変更されることがあります。出願期間や試験日程が異なるため、最新の情報をしっかりと確認しておくことが重要です。
早稲田大学の2025年度入試の出願期間
2025年度の早稲田大学の一般入試および推薦入試の出願期間は以下の通りです。
一般入試出願期間:2025年1月10日~1月31日
推薦入試出願期間:2024年11月1日~11月15日
一般入試の出願期間は2025年1月末までですが、出願が集中することが予想されるため、できるだけ早めに準備を進めるようにしましょう。出願はオンラインで行うことが可能で、必要な書類は事前にチェックリストを作成して管理すると安心です。
推薦入試については、2024年11月の前半に出願期間が設定されています。推薦入試では高校での成績や活動内容が重視されるため、事前に高校の進路指導の先生や担任の先生などと相談して準備をしていくとよいでしょう。
早稲田大学各学部の試験日程一覧
早稲田大学の各学部は、それぞれが異なる試験日程を設けています。以下は2025年度の早稲田大学の学部ごとの一般選抜入試試験日程をまとめたものです。
学部 | 試験日 | 合格発表日 | 入学手続締切日 |
政治経済学部 | 2/20(木) | 2/28(金) | 3/7(金) |
法学部 | 2/15(土) | 2/24(月) | 3/4(火) |
教育学部 | 2/19(水) | 3/1(土) | 3/7(金) |
商学部 | 2/21(金) | 3/1(土) | 3/7(金) |
社会科学部 | 2/22(土) | 3/3(月) | 3/10(月) |
国際教養学部 | 2/13(木) | 2/21(金) | 3/4(火) |
文化構想学部 | 2/12(水) | 2/20(木) | 3/4(火) |
文学部 | 2/17(月) | 2/26(水) | 3/5(水) |
基幹理工学部 | 2/16(日) | 2/27(木) | 3/6(木) |
創造理工学部 | 2/16(日)、17(月) | 2/27(木) | 3/6(木) |
先進理工学部 | 2/16(日) | 2/27(木) | 3/6(木) |
人間科学部 | 2/8(土)、18(火) | 2/15(土)、27(木) | 2/21(金)、3/6(木) |
スポーツ科学部 | 2/23(日) | 3/3(月) | 3/10(月) |
早稲田大学内でいくつかの学部を受験するためには、各学部の試験日程をしっかりと確認することが重要です。また、他大学の試験も受ける場合には、他大学のスケジュールも把握し、試験日程が被らないようにスケジュールを調整することが必要になります。早稲田大学は全国から多くの受験生が集まるため、試験当日に向けた移動の計画も含めて、余裕をもって準備を進めるようにしましょう。
出願から試験までの流れ
大学受験において、出願から試験当日までには準備すべきことがたくさんあります。以下は、出願から試験までの基本的な流れとなります。
- 出願準備:必要書類の確認や準備(受験票、成績証明書など)
- 出願手続き:オンラインで出願し、確認メールを受け取る
- 試験票の受け取り:受験票は郵送で受け取る、またはオンラインでダウンロードする
- 模試の受験:実際の試験に向けて、模試などを活用して弱点を把握
- 試験対策:過去問や予備校の教材を使って試験科目の復習
出願から試験まで流れを把握し、しっかりとスケジュールを管理することで、受験本番に向けての不安を減らし、自信を持って試験に臨むことができます。各ステップについてよく理解しておきましょう。
試験当日のスケジュールと注意点
試験への準備をしっかりと行ってきたとしても、試験当日に不測の事態があってはすべてが台無しになってしまいます。ここでは、2025年度の早稲田大学の受験当日の流れやスケジュール、注意点などについて説明していきます。
試験開始時刻
試験開始時刻は学部によって異なりますが、一番早い学部のもので午前9時40分開始の試験があります。学部によって異なりますので、詳しくはそれぞれの学部の入試要項を確認するようにしましょう。
受付開始時刻
試験の開始時刻が午前10時の場合、開門時刻は午前8時15分となります。こちらについても試験開始時刻同様、学部によって異なりますので、詳しくはそれぞれの学部の入試要項を確認しておきましょう。
試験終了時刻
試験の終了時刻も学部によって異なりますが、一番遅くまで試験がある学部だと、午後5時30分まで試験時間が設定されています。3教科受ける場合は1日でおよそ8時間試験会場にいることになります。詳しくはそれぞれの学部の入試要項を確認するようにしましょう。
試験当日の注意点
試験日当日は、試験開始時刻の1時間前には会場に到着しておくと安心です。持ち物は、受験票、筆記用具、身分証明書などを忘れずに準備しましょう。
また、前述のとおり、3教科の受験が必要な場合などは最大8時間を要することになり、一日がかりの長丁場になります。しっかりと食料や水分を用意し、万全の状態で試験に臨めるようにしましょう。当日の会場内の温度などが暑かったり寒かったりする場合もあります。着脱可能な服装で臨むようにし、寒さに備えてひざ掛けなども用意しておくとよいでしょう。
早稲田大学の試験会場は複数あるため、事前に試験会場までのアクセス方法を確認しておくようにしましょう。試験日当日は試験場までの交通機関は混雑する可能性も高いので、事前に交通系のICカードをチャージしておいたり、乗車券などを準備しておくとよいでしょう。
早稲田大学合格に向けて
日本最難関レベルの早稲田大学合格を目指すには、日々の勉強をこつこつと積み重ねていくことはもちろん、効率的に勉強していくことが必要になります。まずは自分が志望する学部・学科の過去問をひたすら解き、出題傾向やパターンを分析しましょう。傾向が分かればその中で自分が苦手な分野を把握し、それをひたすらつぶしていく作業を繰り返します。
定期的に模試を受験し、合格判定を参考に勉強計画を練り直すことも重要です。合格するためには何が足りないのか、何を伸ばしていけばよいのかをしっかりと把握し、計画的に勉強を続けていくようにしましょう。
長期間に及ぶ受験勉強においては、モチベーションを維持することも非常に大切です。どうしてもやる気が起こらないときには1日勉強から離れてみて、リフレッシュするのもよいでしょう。また、受験期間は孤独になりやすいので、家族や学校の先生、友達、塾の先生などとしっかりとコミュニケーションを取り、なにか不安なことがあれば相談するようにしましょう。学力向上はもちろん、メンタル面でも健康に過ごすことが合格をつかみ取るうえで非常に重要です。
早稲田大学を受験するならスクール21高等部へ
今回の記事では、2025年度の早稲田大学受験に関する日程やスケジュールをまとめ、出願から試験日までの流れや対策方法などについても詳しく解説しました。早稲田大学は日本の私立大学の中でも最難関の大学であり、合格するためには多くの勉強時間が必要なことはもちろん、しっかりと受験のスケジュールを立て戦略的に動いていくことが必要になります。まずは志望学部の入試要項などをしっかりと読み、どんなスケジュールで動いていくべきなのか、どんな勉強が必要になるのかを把握するようにしましょう。
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