気になる学校の校風を肌で感じるには、学校説明会や学校行事に実際に行ってみるのがおすすめです。今回は浦和高校のことをもっと身近に感じられる文化祭や説明会についてご紹介しましょう。
志願者が参加可能な学校の行事について
浦和高校の学校行事の中でも、文化祭は同校のリアルな雰囲気を知ることに役立ちます。浦和高校の文化祭は「浦高祭」と呼ばれ、県内では川越高校の「くすのき祭」と来場者数ランキングトップを争うほどの盛況ぶりです。
特に来校する人たちを迎えるため、趣向を凝らして作られる「門」は毎年、話題になります。2011年は大阪城、2012年は出雲大社、2013年はアーヘン大聖堂、2014年は安土城、2015年はノイシュヴァンシュタイン城、2016年はバース大聖堂、2017年はミラノ大聖堂、2018年はハーバード大学のメモリアルホールを模した門が作られました。
文化祭の内容も見応えがあり、高校の文化祭というスケールを超えたその様子を見れば、この学校の持つ自由で熱い空気を感じられるはずです。実際、浦高祭に触れて、浦和高校を目指すことにしたという生徒も少なくないようです。2023年は9月9日(土)と10日(日)に開催され、2日間で10,124人が来場するなど大きく盛り上がりました。
学校主催、学習塾主催の学校説明会にも参加しよう!
学校が主催する学校説明会や、学習塾主催の説明会も貴重な情報源になるでしょう。以下に挙げる説明会は特に要チェックです。 詳細は、主催する学校や学習塾にお問い合わせください。
(学校主催の説明会)
教育活動説明会(学校説明会)
浦和高校が行う「教育活動説明会」です。主な内容は、「県立浦和高校の概況説明及び入試概要等について」、「浦高の教育活動全般にわたる説明」、「生徒と教員によるパネルディスカッション」などとなっています。2023年は8月19日(土)に第1回、10月28日(土)に第2回が開催されました。申し込みは浦和高校ホームページ内の登録フォームから行うことが推奨とされています。
土曜公開授業
浦和高校では「土曜公開授業」も行われています。対象者は「小学生・中学生・保護者、教育関係者、地域の皆さん」。2023度の日程は、5月27日(土)、6月24日(土)、9月16日(土)※中止、9月30日(土)、10月14日(土)、10月28日(土)、11月11日(土)、11月25日(土)、1月20日(土)の9回。申し込みは、当日8:30~12:25で事務室前で随時行っています。公開授業は8時35分から始まる1限以下、12時25分に終わる4限までです。
(学習塾等主催の説明会)
県立御三家(浦高・一女・大宮)入試報告会
スクール21が主催する、県立高校入試終了直後に実施する県立御三家に特化したイベントです。その年の入試の内容を分析し、来年度入試の傾向を占います。浦和高校入試で実施された学力検査について、具体的に試験の内容を確認しながら傾向を読み解く最初の機会となるでしょう。
浦高・一女・大宮合格セミナー
スクール21主催。浦高、一女、大宮という、県立最難関高校を目指す仲間が一堂に会するセミナーです。受験生にとっては同志でありライバルでもある仲間が集まることで大いに刺激を受けるでしょう。浦和高校の先生からも直接、学校の特色や入試についての説明があります。今後の学習の進め方はもちろん、入試とどのように向き合っていくべきかという考え方、姿勢を明確にできるセミナーです。開時期が近づきましたら、スクール21ホームページ等でお知らせします。
彩の国進学フェア
埼玉県内の公立高校及び県内外の私立高校約300校の入試担当の先生方が集まり、自校の紹介、入学や進路相談に応じる大イベントです。どの学校を選ぶかまだ明確に定まっていない受験生にとって、その指針を得られる貴重な場となるでしょう。2024年は、さいたまスーパーアリーナで、7月20日(土)、21日(日)に開催予定です。
埼玉県内での高校進学、そして浦和高校受験を考えるなら、まずはこうした学校説明会やイベント、行事などに積極的に参加してみることです。目で見て耳で聞き、その場の空気に触れることで、単なる情報よりも貴重なものを得ることができるでしょう。