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スクール21 blog 記事詳細
2014年6月7日
カテゴリ:ダイアリー
今回は小学生の児童をお持ちの保護者の方へ、算数について発信します。
高校入試の対策をしている中学3年生は、得意な分野も苦手な分野も人それぞれ・・・。
図形が苦手な人も関数が苦手な人も大勢いますが、「文章題」が苦手な中3生も少なくありません。
特に、文章題が苦手な生徒の大部分は、苦手の原因が公式の暗記や計算ができないということではなく、“割合の根本的な考え方”が欠如していることがとても多いものです。
「○○%の食塩水が・・・・・」
「定価の○○%引きで・・・・・」
「仕入れ値にx%の利益を見込んで・・・・・」
こんなフレーズの登場する問題です。
これらの基本的な知識、考え方は小学校5年生で学習する「割合」に始まっています。
小学5年生、6年生の時に、根本的な理解を横に置いて、言葉と計算のルールのみを暗記してやり過ごしてしまった場合、まず間違いなく高校入試で苦しみます。
「割合にあたる量」=「もとにする量」×「割合」
「割合」=「割合にあたる量」÷「もとにする量」
「もとにする量」=「割合にあたる量」÷「割合」
これらの計算ルール(公式)を覚えることは必要です。
しかし、機械的な暗記だけではなく、これらの式がどんな意味を持つのかを深く理解する必要があります。
そうでないと、例えば、1000円の3割引と、600円の4割引では、どちらが割引額が大きいかが判断できない中学生になってしまいかねません。
では、どうすれば良いか?
身近な具体的な事例で考えてみることです。
例えば、大きさの異なる2つのホットケーキを焼いて、それぞれを5等分します。
それを3つ集めたのが“5分の3”ですね。大きい方の5分の3と小さい方の5分の3は、同じ“5分の3”であっても、量が異なることは簡単に理解できるでしょう。
もとにするものの大きさが異なれば、同じ割合でも量が異なる。
さらに、「ホットケーキ」という実物を目の前に置けば、「もとにする量」が、切る前の丸いホットケーキ1枚、「割合にあたる量」が、切ったもの3切れ分、ということが目で理解できます。
さらに理解を整理するために、「5分の3」という“割合”は、あるものをまず5等分して(=5で割って、=5分の1をかけて)、それを3つ集めたもの(=3倍したもの)と考えます。
その上で、「5分の3倍する(5分の3をかける)」と整理します。
パーセント表記は、もとになるあるものを、100等分したものをいくつ集めたかを表すことです。
(先の例が5等分なのに対して、%では100等分であるという対比をすれば良いでしょう。)
12%であれば、もとになるある量を「100分の1倍した」ものを「12個集めた」ものということになるので、
「100分の12倍する(0.12倍する)」ということになります。
「~割」も同じように理解することができます。
このように、割合の基本原理は、「何等分かしたものをいくつか集めた量」を考えることになります。
100等分して考えるのが「%」、10等分して考えるのが「割」ということですね。
このように理解しておけば、「%」や「割」を用いずに、分数等で割合を表すこともできることがわかるでしょう。
「半分」、「3倍」なども割合の一種です。
割合の公式と数字の当てはめ方をそのまま暗記してしのぐのではなく、“何等分したものをいくつ集めるということなのか”という観点を、是非とも小学生のうちに身につけたいものですね。